宇宙兄弟スリッポン インディゴブルー

子どもの頃、スニーカーの靴紐を結ぶ暇も惜しいくらい外に遊びに行きたかった、という体験をしましたか？ その気持ち、大人になると、ちょっと忘れがちかもしれません。

『宇宙兄弟』の主人公・ムッタも、外に勢いよく走り出していくような子どもだったのではないでしょうか。そんなムッタは、ヒビトとUFOを見かけて、「俺らは二人で宇宙飛行士になるぞ」と約束をします。そんな夢を口に出せたムッタが、数年の時を経て、さらに大人に近づくと、段々、「宇宙飛行士になるのは無理だ」と諦めるようになってしまいます。
それでも、ヒビトの信頼、母の後押し、シャロンの言葉を力に、ムッタは道なき道へ向かって新たな一歩を踏み出していく。その一歩は、何にも縛られない「気楽」な一歩です。新規宇宙飛行士選抜 第一次試験の合格通知を受け取って、トランペットを吹きに走るムッタの足取りは、まさに道なき道へ向かって、靴紐を結ぶ暇も惜しいくらい、何かに突き動かされていたかのようです。

そんなムッタのように、重たい足取りではなく、軽さを楽しむような。──
そんな大人のスリッポンを目指して、「宇宙兄弟スリッポン」をつくりました。

「宇宙兄弟スリッポン」10のポイント

< 高品質なスリッポン >
1 ウルトラスエード生地を使用
最高級の品質を誇る東レ社製スエード調人工皮革。上質なスエードを思わせる柔らかく滑らかなタッチが特徴です。エネルギー消費や環境負荷の低減を実現するため、フイルム屑などの産業廃棄物から回収された再生ポリエステル樹脂から紡がれた超極細繊維を使用して作られています。

2 スエードなのに、お手入れしやすいイージーケア素材
ー 染み抜き、水洗い可能
ー 高い耐摩耗性
ー しわになりにくい
ウルトラスエードはしわになりにくく、シミ抜き、水洗いが可能なイージーケア素材です。20万回を超える摩擦試験に耐えうる卓越した耐摩耗性があり、環境マネジメントシステムの国際規格である『ISO14001』の認証を取得した環境への配慮を重視した素材です。

3 かかとが踏めるスリッポン
着脱をいかに楽にできるかという点を重視し、スリッポンのかかと部分を折って履くこともできます。サンダルのような楽な履き心地ながら、上品な佇まいを維持できるよう、素材へのこだわりと無駄をそぎ落としたミニマルなデザインが魅力です。

4 職人手作業のバルカナイズド製法（加硫製法）
バルカナイズド製法では、アッパー（本体）とソールの間にゴムを挟み、専用の加硫釜に入れて100℃以上の高温で熱と圧力を加えながら加硫剤を入れて、ゴムを固めて接着します。職人の手作業による工程が多く、職人の技術と経験が受け継がれています。

<デザインのこだわり>
5 「地球」と「月」の色味を思わせる2色展開
カラーは、どんなファッションにも合わせやすいインディゴブルーと、明るい足元で差し色にできそうなシトロン（クリームイエロー）の2色展開です。「地球」と「月」をイメージした色味から、格好・気分に合わせてお好きな方をお選びください。

6 サイドのピスネームにはCES No.
ムッタの所属する「CES-66」、ヒビトの所属する「CES-51」をそれぞれ左右にピスネームであしらいました。ピスネームの色味は、地球の色味 × 月の色味がアクセントになっています。

7 「地球」と「月」の型押し
かかと部分にはもう一組の「宇宙兄弟」である地球と月を型押ししました。スウェード生地にさりげなく溶け込みつつも、目に入ると嬉しい「宇宙兄弟」らしさがポイントになっています。

8 ヒールパッチには「SPACE BROTHERS」ロゴ
普段、ブランド名が置かれることの多いヒールパッチには、もちろん「SPACE BROTHERS」ロゴを。スリッポンのベース生地に合うような色味をセレクトしました。

9 インソールには、ふたつの言葉をデザイン
左足には、ブランド・STANCLANさんのコンセプトである「Easy Wear, Easy Go.」。右足には、シャロンの言葉「It's a piece of cake」をデザインしました。「道なき道へ、気軽に履いて、気楽に行きたくなるスリッポン」というコンセプトが自然と馴染むように、スリッポンを履くときにパッと全文が目に入るサイズ感のテキストです。

<サステナブルなモノづくり>
10 藻を原料にして作られるカップインソール
環境に配慮したサステナブルなモノづくりが求められる中、藻を原料に使用して作られるカップインソールを使用しています。藻類は地球上でもっとも急速に成長する植物ですが、異常な大量発生によって魚の大量死など生態系に甚大な害を及ぼしています。その過剰な藻類バイオマスを利用して、健全な生態系の維持に貢献しつつ、持続可能な資源として藻類を活用しています。